東北再訪、秋田〜青森ツーリング (1日目)
前回から約1か月後の9月某日。
ワタクシはまた東北方面に向かったのであった。
今年はコロナ禍の影響でイベントの類がほとんどオンラインなので例年忙しいはずの9月がそれなりに暇であり、冬になる前に行っておこう& Go Toトラベルで宿代が安いという思いも重なり出発。
前回は3泊しましたが、今回は2泊。
1日目は東北道をひた北上し、八幡平アスピーテライン→田沢湖→大館で1泊。2日目は能代に出て前回と同じく五能線沿いに津軽半島へ、津軽半島一周して青森で1泊し翌日帰るコースです。要するに津軽半島にまた行きたかった。もっとハッキリ言うと竜泊ラインを走りたくて1か月間ずーっとモヤモヤしていたのです。困ったもんだ。
そんな訳で、首都高五反田ICから東北道に入り、ひたすら北上。
松尾八幡平ICから八幡平アスピーテラインに突撃。
数百キロの道のりを高速道路でこなす際は心を殺す。
無の境地。あと事前にしっかりと睡眠をとっておく。これが大事。
米は力だ。
アスピーテラインってよく聞くのでツーリングライダーたくさんいるかと思ったら交通量ほとんどなし。コロナ禍の影響でしょうか?
俺は右のアスピーテラインを選ぶぜ!
だんだん高度をあげていきます。
岩手山を横目に見つつ、走っていますがバイクとのすれ違いは両手で足りる程度でした。みんな自粛モードなのだろうか?
旧松尾鉱山の廃墟が見えてきました。煙突なんかも見えたので、ここら辺に色々と鉱山跡が残っているようです。
ちょっと志賀草津道路にも通じるものがある景色です。
御在所というところにある休憩所にきました。
道路の反対側に地熱発電所があるようです。
右にある小屋で食べ物やお土産が買えますが、
食べ物系は冷凍食品なのでちょっと損した気分に・・・。
再びアスピーテラインを進みます。
観光シーズンをはずしているのはわかりますが、ホントに交通量少なくて心配になってくる。普段からここまで誰もいないのであればスピード狂ライダーおじさんの餌食になっていてもいいはずなのだが。
いい景色。
今から行くところが見えているのがポイント高い。
八幡平に到着しました。
レストハウス内の食堂が営業休止中で昼食がとれず。
風も強く、天気も晴れたり曇ったりとめまぐるしいのでさっさと先を急ぐことにします。今日の宿泊地はまだまだ遠いのであった。
八幡平アスピーテライン、期待していたほどではなかったかなあ。
志賀草津道路気分を味わえたのはよかったかな。
山をおりてきました。
ここで右折せず、田沢湖へ。噂のゴールデンたつこ像を拝みに行きます。
これが意外と遠かった。
誰もいないから密どころではない。
はい。途中はしょって田沢湖に到着。
なんやかんやで八幡平駐車場から2時間近くかかりました。
たつこ像を激写。
田沢湖。
湖畔のお土産屋兼食堂は営業中でした。
ここで昼食。人出はそこそこですね。やはり自粛ムードが漂っていました。
田沢湖とはおわかれ。もと来た道を引き返し大館へ向かいます。
山の中をひた走る国道341号がなかなか良い道で、アスピーテラインよりむしろこちらの国道の方が走っていて楽しかったです。おすすめ。
341号からも見ることができる秋扇湖(しゅうせんこ)。
タイミングがいいと水没林が見れるとか。
熊による被害が深刻なようで、クルマがとめられて山の中に入っていけそうなところはほとんどすべてテープで立ち入りを禁止していました。「クマ出没注意」の看板も多数。秋田県の本気をみた。
時刻は16時を過ぎて日が暮れてきました。
やばい・・・仙北市から鹿角市には入りましたが、まだ花輪にも至っていません。田沢湖から大館は遠かった。
鹿角市の中心地から国道103号に入り、花輪線沿いに大館に至りますが、ホテル到着は18時すぎ。さすがに田沢湖まで行って戻ってくる工程は余計だったかもしれない。夜中から高速道路走り通しに加えてのことなので、さすがに大変。
夕飯は有名らしいお店で比内地鶏のコース。
管総理大臣の就任直後ということで、お店の中にはおめでとうの看板が。お会計してみたら料理より酒代のほうが高くてちょっと驚きました。確かにおいしかったけれども。まあ、観光地では、よそ者は金を落としてこそですからね。
良い具合に酔っ払って即寝。
明日は1か月ぶりの津軽半島一周コースです。