アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

生存報告・2023冬

生きてます。

仕事が忙しく、週末のツーリングもままならないのですが、そこはそれ、秋は岐阜方面に2回出撃しました。東北にはとうとういけませんでした。嗚呼。

 

まあ、長野・岐阜の素晴らしい紅葉は拝めたので良しとしましょう。
今回はじめて高山から郡上へ抜ける「せせらぎ街道」を走ったのですが、個人的には交通量多すぎるし紅葉もそんなに落ちついて見れる訳でもなく、あまり良さがわからなかったです。むしろ福井県九頭竜湖へ抜ける道の方が楽しかったかな。

AMMO GUARDは結構景色を反射するんですな。
今のところお気に入りアイテムの1つです。

翻ってLone RiderのMoto Peg, こいつの品質には今ひとつ疑問符がつくようになりました。岐阜ツーからの帰路、高速道路のPA/SAで休憩しようと停車して降りるためにMoto Pegに重心をかけた瞬間、Moto Pegの本体がすっぽ抜けました。

Moto Pegの特徴として、中にゴムのピンが4つ仕込まれていていて、これが重心でグニグニと押されることで前後に動くというものがあるのですが、どうもそのゴムが経年で潰れてしまい、隙間ができてしまったところに前後運動がかかると、Moto Peg本体のボルトが少しずつ動いてやがてボルトが脱落してしまうようです。なんだそりゃ。

幸いなことに以前ボルトをねじ切った時に補修パーツを頼んでいたので、交換用のボルトとワッシャーは手元にあり、ピンチを切り抜けることはできました。潰れたゴムのピンは数種類の硬さがあり、標準的なやつを入れていたのですが、これだと持たないことがわかったので、一番硬い=プラスチックみたいな硬さのピンに変えて使っています。

今後も似たようなことがおきないとも限らないのでBMW純正フットペダルと取り付け部品一式はサイドケースに入れてあります。円安のせいでMoto Pegの補修部品も7,000円以上(単なるボルトとワッシャセットにだ)するため、次回何かあったら純正品にもどします。うーん。

 

そしてとうとう転倒しました。
郡上八幡城のふもとにある観光客でごったがえす細い路地で。
幸いにして自爆転倒で他の人や車を巻き込むことはありませんでした。
何をしたかというと、いわゆる握りゴケです。
右折しようとバイクを傾けた状態で交差点に進入しようとしたら、車を視認したので、フロントブレーキ握ったらそのままズデーンと転けました。

そんなに強く握った覚えもないのですが、GSAのブレーキ、アフリカツインよりも良く効くんですわ。今だから言えるけど交差点進入前に転けてよかったね。
私自身はどうもバイク倒した時に横っ飛びに逃げたようで身体も衣服もノーダメージでした。GSAも停止状態で倒したのでクラッシュバーに傷、ハンドガードに傷だけで済み、シリンダーヘッドカバーとかバーエンドとか、なんか定番で傷つきそうなところはノーダメージでした。サイドケースがつっかえ棒になったのでしょう。有能。

このときは2泊ツーリングの予定だったのですが、もうやる気ゼロになってしまい、モトラッド店に電話したら見せに来いとも言われたので、どうしても見ておきたかった郡上から福井へ移動し、一乗谷の朝倉氏遺跡を見たあと、北陸道・福井ICから一気に川崎まで帰宅した。まさか夕方に福井から高速乗って家に帰ることになるとは。
当然帰宅は日付が変わってから。1日1,000キロ以上走ったのは初めて。

で、翌日にモトラッド店に持って行ったところ前述の通りクラッシュバーとハンドガードに傷があっただけでバイク本体は無傷だったので「何オメーこんなの持って来てんだ」と言わんばかりのオーラが漂っていたが、それでも3〜40分くらいかけて車体をチェックしてくれたのでBMWモトラッドはいいお店です。

ちなみに倒すとクーラント液が漏れることはあるそうです(漏れた)。

ハンドガードは取り付け工賃込みで1万円かからない位だったので交換。
クラッシュバーもアッパー部分も少し傷ついてたけど、こんなのはアクションカメラ用のクリップをつけただけでもついちゃうから、まあよし。
ロウワーのクラッシュバーは7万円くらいで交換しようかなーとか発言したところ、「クラッシュバーの意味わかってます?(意訳)」と言われたので、それもそうかと今回は納得することにした。

対策になるかどうか極めて怪しいと思ったが悲しい傷跡も多少はごまかせそうなので、Amazonで中華のガードを購入。取り付けたはいいが今度同じ方向に倒すとこいつがシリンダーヘッドカバーを押して傷つけそうだ。

 

仕方ないので、Lone Riderのブラックフライデーセールでミニバッグx2を購入。立ちゴケ対策にサイドケースとクラッシュバーにつけるバッグはかなり有用。ただしクラッシュバーはゆがみます。

 

ついでにサイドスタンドエクステンションも購入。
精度ガバっていてカチャカチャ音がします。走行中は問題なし。

という感じで盆栽に勤しみ、年末に至る。
アフリカツインはようやく8万キロを突破しました。

A Bike Thing Ammo Gurardを装着

こんにちは。
生きてます。

R1250GS Adventureの傷ついたり壊れたりすると心臓が止まるくらいの費用がかかると噂のヘッドライトを保護する大事なガードをLone RiderからA Bike ThingのAmmo Guardに交換しました。

Lone Riderのヘッドライトガードは品質良いものでしたが、交換したくなった理由はズバリこれ。

虫を巻き込む。
特にトンボ。最大で3匹突き刺さっていました。
純正ヘッドライトガードの上にクリアのプレート、そしてさらに1階層ガードがあるため、光量がどうしても暗くなってしまうこと、そしてヘッドライト全体を覆っているのではないため、雨が降ったり羽虫の類からヘッドライトをガードすることはできないのも気になっていたのでした。

おそらく、前面に飛んでくる小石とかを防ぐには効果的なのだと思いますが、私はオフロードには行かないので石がドカドカ飛んでくるシチュエーションはあまり考えられない。なので2層構造の頑丈なガードよりもスッキリしてなおかつ全体をしっかり覆ってくれるやつを探していました。その最適解がAmmo Guardです。

ちなみにA Bike Thing(英国のバイク用品を売ってるショップで、このお店が制作したオリジナル商品です。)がYouTubeでプレオーダーを告知直後に注文入れましたが届くまでに5か月くらいかかりました。ちょっと前に見たらオーダーストップしていたので、もしかしたら今もそうかもしれない。

早速モトラッド店でつけてもらいました。
自分で装着できる訳がない。
Lone Riderのガードを外して、Ammo Guardをつけてもらったので費用はそれなり。

純正のヘッドライトのベゼルを外してAmmo Guardを被せるという仕様になっています。そしてデイライト部分はしっかりアンバー色でかっこよく魅せます。別売で黄色に変更可能。そしてクリア部分はミラーレンズに差し替えることで電源を落とすとヘッドライト部分がミラー化されるので、なんだか見た目がMSっぽくなる。あとからほしくなると送料がかさむだけなので全部まとめて買いましたが、ミラーレンズに変えると光量が激落ちするので、まだ試していません。

デイライトのみだとこんな感じ。大変かっこいい。私のモデルだとデイライト対応してないのでエンジンかけてないときにしか見れないけれども。そして何よりも純正に近くスッキリしました。

ライト点灯するとこんな感じです。
かっこいい。そしてライトへの虫アタックを心配することもなく、仮にAmmo Guardのレンズ(と言っても厚めのアクリル板ですが)が割れたり傷ついてもこの部分を交換するだけで済みます。本体はネジ4本でとまっていますが、ドライバーは製品に付属している親切仕様です。

Ammo Guardの裏側には止水テープのようなものが貼ってあり、試しにコイン洗車場の高圧洗浄機で(ある程度距離とって)水をぶっかけてみたところ、内部に浸水した形跡はないので、ゲリラ豪雨のときも安心。

お値段ですが、Ammo Guard本体とミラーレンズ、イエローレンズのセットで送料込み179.04ポンドでした。英国の田舎から発送されてきます。(まじでGoogle Mapsでしらべると農家の納屋みたいなところだった。)日本円だと約33,000円。モトラッドでとりつけてもらうのであれば、総計50,000円くらいみておけば良いのではないでしょうか。

たかだかヘッドライトガードに5万円は高いような気はしますが満足しています。
しばらくすると、Lone RiderのガードのようにAli Expressあたりでパチモンが出てくるのではないでしょうか。私はオリジナルにこだわる男なのでこれでいいのだ。