アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

2019ツーリングプラン(首都圏)総括

11月も、もうすぐおわり。
せっかくの紅葉のラストチャンスという時期に週末は雨ときたもんだ。今年はなぜかなんだか週末に天気が崩れることが多く、おじさんもうガマンできない!
そしてわれらライダーにとって必須サービスとなった

www.driveplaza.com

がまもなく終わります。
今年は例年以上に使えるプランと使えないプランに分かれました。
おそらく来年も実施されると思いますので忘れないようにまとめておきます。
当方関東住みなので首都圏版です。

 

ツーリングプランってなんだっけ?:
リンク先のウェブページ参照。
要するにETC利用者限定の定額プランです。

 

今年の傾向:
東名・中央道プランを除いて値上げ↑傾向にあります。
つまりNEXCO東日本のプランがあまりよくない。
今年はNEXCO中日本の東名・中央道プランばっかり使っていました。

 

関越道・上信越道コース:
3日間で5,000円
今年は2〜3回程度しか使いませんでした。
上信越道を使う場合は信州中野(去年は東部湯の丸)まで定額で行けるようになり、北信に行く場合は日帰りでも十分に元が取れます。今回は志賀草津道路にかなり特化したコースと言えます。

しかしながら秋の台風で志賀草津周辺の良い道は大体死亡し、嬬恋村までいくのも大変という状況に陥ってしまい、コースの価値がグンと落ちてしまったのが残念。

そして関越道はプラン開始以来、一度も新潟県までカバーされたことがありません。どうやらNEXCO東日本関越トンネルを越えさえたくないらしい。今年は沼田までカバーしてますが、去年は高崎、おととしは沼田と、群馬県内で留め置かれているのがよくわからないところです。NEXCO東日本三国峠越え推奨なのか?ん??
おそらく来年もそんな感じでしょう。

利用期間も2日から3日に延長されましたが、関東住みが3日も長野〜群馬周辺をウロつくことはそんなにないと思います。去年は中央道もカバーしていましたが、これはビーナスラインと志賀草津を一緒に攻略できるため、宿泊を考慮するなら地味に便利でしたが、これもカットされました。

志賀草津は今年も草津側からバイクはあがれず、中野市側からいくか湯の丸高原をこえて嬬恋村から万座ハイウエー経由で万座三叉路まで行くしかないので、実は信州中野まで行ってもあまり意味はない(なくもないけど)。中野から嬬恋方面は菅平経由して下道で行ったほうが楽しいので、そう考えると単純に値上げされたなという印象です。

 

東北道常磐道コース:
3日間で7,500円
1回しか使いませんでした。元がとれなかった。
へたに下道をまぜるとETCの休日割で行くよりも高くつきます。平日の利用や、仙台よりも先にいくならお得なのではないかと思いますが。あと利用頻度がグッと少ない常磐道ですが、このコースしかカバーしていないため、今年はとうとう1度も常磐道を使いませんでした。値段もエリアも日数も中途半端感があり、使い勝手が悪すぎるコースでした。

NEXCOはわかっていると思いますが多数の首都圏住みは首都高で東北道なり常磐道にやってくるはずです。首都高を都内から川口まで往復するとそれだけで+2,000円となり、それなりにインパクトのあるお値段になります。会社が違うのはわかりますがどうにかして欲しいところです。

 

東関東道・館山道コース:
2日で2,500円
何のために存在してるかわからないコース。去年までは500円高かったものの、常磐道もセットで大洗や常陸大子など茨城の海側までは繰り出せたし、そのまま下道でいわきあたりまで足も伸ばせました。が、今年は単純に千葉県内限定です。ところが困ったことに房総半島は下道が楽しいのであって、別に高速で遠くまでいく用事がない。

アクアライン使って館山道をフルに使う、なおかつ往復すれば元は取れるのですがそんなつまらんツーリングをする必要もなく、かといって千葉県内の圏央道を走って銚子あたりまで行っても、遠いだけでそんなに楽しくない(正直者)。

房総半島は久留里線沿いに南下した方が楽しい、なおかつ雑に半周しても短時間で帰ってこれるためこのコースの価値が理解できず、1回も使いませんでした。

 

東名・中央道・中部横断道コースミニ
2日で3,000円
NEXCO中日本が用意した定番コース。エリアは基本的に去年から変わりません。とにかく汎用性が高く、元が取りやすい。東名は新静岡までいけるので大井川〜井川ツーリングもできるし、中央道は韮崎まで行けるので山梨県内はほぼカバーできるし気合入れれば長野県の一部もそう疲れることなく行けます。そして伊豆一周にも便利です。

このコースの良い点は圏央道で東名〜中央道を行き来できることです。東名で行って中央道で帰ってくるというツーリング設計がやりやすく、汎用性を一層高めています。今年も間違いなく10回以上は使っています。来年もぜひ継続してほしいです。

 

東名・中央道・中部横断道コースワイド
2日で4,000円
今年から追加されたNEXCO中日本 神の一手。なんと中央道は伊那まで、長野道は松本まで、東名は島田金谷までカバー。まず松本から北陸方面へ行くときのコスト削減に大いに役立ちました。また伊那ICは権兵衛トンネルの最寄りであり、木曽・高山方面に行くときも欠かせません。そして国道362号や、追加料金で浜松浜北まで走って国道152で茅野まで抜けるロングツーリングもこのコースがあれば、十分に日帰り可能です。岐阜県内も根性があれば日帰りで何とかなります。ミニと比較して+1,000円分の価値はおおいにあり、より汎用性の増したお得なコースです。北陸・東海・三遠南信を愛する私はシーズン後半、このコースばかり使っていました。
来年も継続されることを心から願っています。

 

ということで、今年は自然と東名・中央道エリアにばかり出撃していました。NEXCO東日本は出撃先を決め打ちで想定してコースつくらないで欲しいなあと思います。東北道コースが宮城コースまで伸びたのはありがたいですが、この価格なら去年の特例コースみたいに岩手くらいまではカバーして欲しいですね。

結論:中日本は神。