峠駅・蔵王エコーライン&お釜ツーリング
ツーリング2日目。
米沢から出発、まずは万世大路を福島方面に向かい、
秘境駅と名高い峠駅に行ってみましょう。
西栗子トンネルを出るとすぐに板谷方面に行く県道に通じる道があります。
トンネルを隔てて山形側は快晴。福島側は曇り。この差が激しくて驚いた。
万世大路(国道13号)という立派な幹線道路から1本山の中に入るだけで、いきなり限界集落感が漂います。ところで、この万世大路と呼ばれる区間、どえらく走りやすくて感動。併走する高速道路いらないのでは・・・?
県道232号板谷米沢停車場線という道に入ります。
JR奥羽本線・板谷駅までは概ね普通の道。そこから先はヘビー険道となります。舗装されているだけありがたく思え的なレベルです。
板谷駅をすぎると標高をあげていきます。
ここは米沢街道(板谷街道)と呼ばれおり、観光目的で色々な看板が立っていますが、そんな場所に限って停車して見る余裕などない位激しいクォリティの路面と傾斜で、しかも板谷〜峠間は熊の目撃多数のデンジャラスゾーン。まれに車の往来はありますが、歩いている人はいません。
板谷駅の旧スイッチバック施設を横目にぐんぐん登っていきます。
とはいえ、峠駅までの区間はカーブとか緑の深い部分以外はごく普通の路面。
大昔はにぎわっていたのでしょう。
ここで米沢市街へ抜ける県道と、峠駅や秘湯・姥湯温泉、滑川温泉に通じる市道に分岐します。峠駅は左折。直進の県道はどうにも怪しいオーラが漂っており、ここで立ちゴケしたくなかったので峠駅訪問後は県道で米沢へは抜けず、そのまま来た道を引き返して13号に合流しました。何かあっても助けが呼べないので仕方ないね。
市道に入りました。ここから下りが続き路面のクォリティが3段階くらい落ちます。峠駅手前の急坂は崖側にガードレールや柵の類が一切ない上に路面がボッコボコなので本当に気をつけてください。
姥湯温泉・滑川温泉と峠駅の分岐です。
JR奥羽本線の峠駅に到着しました。
こんな山深い秘境駅にも早朝から撮り鉄が3名も。
この駅は山形新幹線が通りますので、秘境駅+至近で新幹線が撮影できるスポットとして需要があるのかも。
新幹線の通過を見ましたが、場所が場所だけに3〜40キロくらいでゆっくり駅を通過していくので迫力満点でした。
普通電車は1日6往復しかありません。
訪問時は朝8時すぎでした。付近に車はなかったので、撮り鉄の皆さんは7時44分の電車できて8時24分ないしは35分の電車で福島か米沢に移動するのでしょう。これを逃すと13時まで電車がありません。付近の環境は5時間近くも時間を潰せません。
ヒェッ。たしかにあの風景だと、どこから出てきてもおかしくない・・。
徒歩で行くなという割に徒歩で温泉までいくモデルコースが案内されている。ちなみに完全な山歩きコースなので健脚じゃないと無理だと思います。最奥地の姥湯温泉まではYouTubeなどで動画が上がっていますが、私はバイクでは行きたくないなあ。
峠駅で愛車と1枚。
峠駅といえば力餅。朝もはよから営業中です。
お土産用に2つ購入しました。8個入りで1,000円。
普通の大福餅です。ただし日持ちがしないため翌日には堅くなっておいしく食べれません。1つ買えば十分ですね。自分用はお店で食べちゃえばよし。
万世大路(国道13号)まで戻ってきました。
ひたすら北上して山形市内へ向かいます。
板谷から蔵王エコーラインの入口までは2時間かからない程度です。
コンビニで休憩&水分補給。
お釜に到着しました。
今回はリフトで行きます。
片道15分くらいでしょうか。
天気もよくて気持ち良く過ごせますが途中で飽きましたw
お釜までは徒歩移動。
岩場のゴツゴツしたところを歩いていきます。
お釜がみえてきました。
これは感動しますね。
しばし見物。
宮城側は雲の中。
明るいうちに帰宅したいので、名残惜しいですがそろそろ山を下ります。
秋にはまた訪れたいですねえ。
帰路につきます。遠刈田温泉経由で東北道白石ICを目指します。
山をおりはじめたらすぐに雲というか濃霧。
あっという間に真っ白けになりました。
宮城側は山をおりたあとも曇り。
白石ICの手前で給油してひたすら東北道を南下。夕方18時前には帰宅できました。その後洗車&チェーン掃除。山形&宮城方面はなかなか面白そうなので今後開拓していきたいですね。会津方面は当分いいかな。
ところで、今回も二輪ETCツーリングプランの東北道・常磐道コースを使いましたが、3日で7,500円はちょっと高すぎますね。今回は川口〜西那須野塩原、白石〜川口で使いましたが、休日割引が入ると元が取れませんでした。平日に行くか、3日間フルに使うか、宮城のもっと奥まで行かないとお得感は薄いと思います。