樹海ライン＆只見2019＆米沢ツーリング
また行くのか苦難の道を。
という訳で、今年も樹海ラインからの国道252号只見ツーリングを敢行する！
緑分多めでお送りするゾ〜。
今回は少し足を伸ばして山形、宮城方面まで行く。
本日の経路は、東北道を北上して西那須野塩原IC〜南会津町〜檜枝岐村〜樹海ライン〜新潟県魚沼市〜国道252号〜只見〜会津坂下〜喜多方〜米沢。
前回は喜多方で一泊でしたが、今日は国道121号（通称：大峠道路）を通って米沢のビジホで1泊、明くる朝から米沢街道をちょっとだけ見て奥羽本線・峠駅、引き返して国道13号をひた走り、エコーライン経由でお釜を見学、宮城側におりて白石から東北道に乗って帰る約1060キロの行程です。
じゃ、おじさんはまず檜枝岐まで行くから･･･。
前回も言いましたが檜枝岐のガソリンスタンドは朝あいていないので、必ず南会津町で給油しておこう･ね！
ここ右折すると只見までショートカットできますよ、
と悪魔の声がささやくのです。
檜枝岐村まで意外に遠いんだよな。
しかし緑がキレイですねえ。夏って感じです。
快走路をひた走り・・・
今回は快走路連呼してますが、本当にそうなんだから仕方ない。
道の駅到着。休憩＆水分補給。
対面ではリア充がキャンプを楽しんでいました。
工事している個所が多く、御池までは片側通行の場所が何か所かあり。
うしろにいたBMWが赤信号でもぶち抜いて行ったけどな！
きやがったぜ・・。
実際のところ、この少し先のところにある「ぶなの森ミュージアム」なる施設（尾瀬の入口も兼ねる）にある分岐から国道352号というか樹海ラインがはじまります。
アッ・・・ハイ・・・。82キロか・・・。
樹海ラインというくらいなので全行程の大体8割くらいはこんな感じです。
只見川に沿っており、只見川が奥只見湖に至ると、バカ正直すぎるだろお前と突っ込みたくなるくらい湖の縁に沿って走り、銀山平へいたります。この奥只見湖に忠実に沿って走るコースは途中からメチャクチャ飽きてくるのが欠点です。
新潟県との県境になる川の手前に「山ん中」という名の喫茶店がありました。去年見たのは幻ではなかった・・・。朝から開店しているようです。水分補給できるよ！
またきてしまったか。
おっと危ない・・・枝折峠がイベントで通行止めになる予告でした。（このツーリングは前日の8月3日実施。）二輪車はシルバーラインを通れないので、1日遅かったら樹海ライン往復という、よくばりセットを強制体験させられるところでした。
洗い越しくん2019！
実は荒い越しよりも後述のトンネルに突っ込んだ方が汚れることが発覚しました。
ひた走ります。
今年はバイク率高いですねえ。みんなマゾだろ（風説の流布）。
奥只見湖がみえてきました。苦行の始まりやで！
対岸をみると大体こんな感じでこれから走るところがみえる訳です。
橋かけろよ橋ィ！
万年雪も大体溶けてますね・・・。
ちなみに樹海ラインも県境を越えたあたりに鷹ノ巣という地区があって、ちゃんと人が住んでいます。前回は人っ子一人見なかったので廃墟しかないと思っていましたが、今年はちゃんと草刈りをしている住人を発見。檜枝岐 or 小出まで出て買い物しているのだろうか・・・。ここまで配達に来ないといけない郵便や宅配便のドライバーくっそかわいそう。
このグミ沢トンネルというのがくせもので泥水でビッショビショです。これに比べたら洗い越しなんて洗車サービスみたいなもの。ここをくぐれば銀山平も近い。
銀山平につきました。
遊覧船もやってないし何もない。温泉のある奥の方に行けばもう少しにぎやかなのかもしれない・・・。
この形の建物を見ると新潟にきたな〜って思う訳。
石抱橋なる物騒な名前の橋から枝折峠スタート。
ところで橋に立ってるポールを見て欲しい。雪積もりすぎじゃない？
大湯温泉までは19.2キロ。
山奥はいいぜ〜。癒やされるぜ〜。奥の橋は多分銀山平温泉に行く道だと思います。
万年雪もちょっとみえますね。
では、出発。相変わらず狭いなあ。
枝折峠につきました。
なんか立派な登山用施設と駐車場が整備されいてビックリした。
登りはここまで。大湯温泉まではぐるぐるとくだっていきます。
森っぽい雰囲気になったら山道もおしまい。
・・・これは自家用車でくる以外は極めて難易度の高い土地ですね。
今回気づいたのですが、遊覧船乗り場（尾瀬口）あたりまでは県境をこえて会津バスがきているようです。事前予約制みたいですが。ほぼフルサイズのバスに出会いました。洗い越し体験できる路線バスはなかなかないのでは（笑）。
大湯温泉につきました。
ここから小出市街を抜けて国道252に出ます。
相変わらずの快走路で気持ちイイ〜。
只見線と併走していきます。
この竿を見てくれ（意味深）。
そりゃ冬季閉鎖不可避。
只見線沿いにどんどん標高をあげていく！ここより山奥の快走路！！
今年もきちゃったなあ。
この秘境感。たまらんですね。
今年も去年と同じ場所で1枚。
只見駅近くの美好食堂でソースカツ丼を食べ、喜多方を目指します。
会津若松方面から米沢市街へ抜けるには大峠道路と西吾妻スカイバレーの二通りありますが、さすがに朝から走り通しでグネグネ道を抜けていくのは体力的につらいので喜多方を抜けて大峠道路を選択。
農道も快走路なんだなあ。
あの山をこえると米沢のような気がする。
大峠道路に到着。山をぶち抜く快走路の両端には道の駅喜多の郷（喜多方市）と道の駅田沢（米沢市）があり、東北ライダーにとっても良好なツーリングロード。喜多の郷からまっすぐには行かず、熱塩温泉に通じる県道を経て大峠道路に合流します。ここも実に田舎な風景で大好きです。山がどんどん迫りやがて日中ダムの看板がみえてくると合流です。
大峠道路は会津と米沢を結ぶメインの道。市街地に入るまでずーっと快走路です。関東圏にあったら走り屋の餌食になることは確実。でも市街地に入ると渋滞。
こんな山深い場所を走ります。でも険道や酷道ではないのでとても楽しい。
大峠トンネルを抜けると山形県です。
（正確にはトンネルの中が県境）
駅近くのビジホで一泊。飲食店が生コン工場の隣にある、いきなりステーキしかないのですが･･･。米沢は駅周辺より少し離れたところがにぎやかみたい。仕方ないのでこの日はコンビニ飯で済ます。
只見もいいですが山形への道もなかなかいいですね。
気に入ってしまいました。
樹海ライン2回目ですが、1度走っちゃえば、なんというか無理して走らなくてもいいですね。とにかく長く、途中に休憩できるような店がほぼない。景色も変化に乏しい。何よりも途中で離脱できない強制70キロコース。1日の行程で体力と時間をここに費やすのは微妙かな。つぎから只見へ抜けるなら関越道・小出ICまで直接行ってしまうか、南会津町から只見にショートカットするかどちらかでしょう。
