アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

伊豆の険道、県道59号ツーリング

伊豆半島を横断するような感じで通っている、伊豆一番の険道と言われる(誰が言ったか知らないが)静岡県道59号を楽しんできたゾ〜。

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静岡県道59号は、伊東西伊豆線といい、その名の通り伊東市から西伊豆町までを結ぶ県道だ。今回は伊東市内は走らず、箱根新道を越えて伊豆スカイラインに入り、冷川ICから県道12号→59号で入ってみた。

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早朝伊豆スカイライン。まだまだ寒い。
箱根新道の路肩には融雪剤の残りがあったけど、こちらはとてもキレイ。さすが有料道路だけのことはある。凍結はもう心配しなくてよさそう。

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県道59号は大きく3つに分かれていると思います。
1つは伊東市内〜冷川IC付近まで。
2つめは冷川IC付近〜伊豆市湯ヶ島付近)
3つめは仁科峠に続く西伊豆スカイラインへのアプローチ道

今回は1つめは走っていないのでわかりませんが、2つめ、3つめは走れば「なるほどぉ」と納得の険しさ。特に松崎から西伊豆スカイラインへ上がっていくには59号を使うことが多いと思いますので、3つめの区間を走った感想が多く挙げられているのではないかと推察できます。

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自称2つめの区間、山に入るとこんな感じです。
道路工事で一部アスファルトが剥がされている区間もあります。
オンロードバイク(特にSSっぽいやつとか)はおすすめしません。
県道59号は全区間通して交通量そこそこあります。土地柄他県ナンバーの車も多いですし、西伊豆スカイラインに近くなるほどバイクも増えます。ブラインドカーブはクラクション鳴らすなどの対策をしたほうがいいです。

雰囲気はなかなかいいですね。田舎風景と山奥の道を堪能できます。
杉林からは逃げられないのでその点は覚悟しましょう。

伊豆市に入ると国道414号に合流します。
この道は伊豆縦貫道をがーっと最後まで走ると合流する道で、南下すると道の駅天城越え、旧天城隧道などを経て河津町に出て下田方面に抜けることができます。

私の場合、今回はマーガレットラインと彫刻ラインを走りたかったので59号とはいったんお別れして414号を南下、下田駅のそばを抜けて国道136号松崎町まで半島をぐるっとしました。西伊豆スカイラインまでショートカットしたい場合は、+2時間は加味しないといけないので、やらない方がいいですw

ただし海沿いの快走路を走りたい方はこのコースは超おすすめです。

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下田で菜の花を見たり

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海沿いの景色も高いところから楽しめる。

さて、国道136号の浜橋交差点で県道59号に再合流です。ここは59号の終点ですが、西伊豆を堪能するなら天城側ではなくここから上がっていったほうが良いでしょう。首都圏から来た場合も、帰りを考慮すると逆ルートはかなり遠く感じるかも。

浜橋交差点の少し先にある沖あがり食道はおすすめです。(イカが好きな方は。)

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大体山に入るまでは普通の道。山に入るとかなり険しいです。しかも交通量多し。後続がくるかもしれないと考えると停車して写真を撮るのがはばかられるくらい。ただし落石の類いはほとんどなく、キレイなものなので対向車にだけ気をつけていれば良い、観光地にふさわしいカジュアル険道といえます。なんだそりゃ。
西伊豆町営の火葬場から先は人家がなくなり、
道幅も狭くなりおおむね厳しいコンディションとなります。

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この写真を撮っている間に4台車が通過しました。
休日午前中でこれなので交通量はある方だと思います。

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道は大体こんな感じ。くどいですがブラインドカーブにミラーがないところ、ミラーが曇って使い物にならないところが多数なので、注意してください。そういうところに結構対向車がいるんですよ。本当に。特に他県ナンバーの車は減速もしないで突っ込んでくるやつがいるので。

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景色がそれっぽくなったら西伊豆スカイラインは近い。

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西伊豆スカイラインは相変わらず交通量少なくていいですね。
パトカー巡回しているのでスピード出しまくっていると捕まりますよ。

59号から入ると左折で西天城高原牧場〜土肥方面、右折で仁科峠〜戸田方面です。いわゆる西伊豆スカイラインは右折が正解。左折は山を下りちゃいます。逆に言うと土肥から上ってきたり、西伊豆スカイラインを往復したあと、土肥で観光or食事をして修善寺方面に抜けて有料道路で帰るというパターンもあり。余談ですが、土肥の金山跡は寂れた天正金鉱の方が面白いです。(コウモリが苦手でなければ。)

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みんな山登りが面倒くさいのかいつ行っても快適に走れますね。

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事故にはくれぐれもご注意ください。
この日は風が強く、この写真撮っているときに危うく横風で立ちゴケしそうになりました。走っているときはなんてことないのですが、停車しているとバランスがとれなくてメチャクチャおっかないです。休憩ポイントはいくつもあります。

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下に見えているのが沼津市戸田(へだ)です。戸田峠を経てあそこまでおりていきます。ここもなかなか険しいですが、沼津方面からきたライダーや修善寺方面に抜ける車も多数あるので交通量はぐっとあがります。

戸田からは海沿いに県道17号(ここもなかなか険しいが絶景ポイント多数)を走って三津に至り、ラブライバーを観察しつつ(よくここまで来るよなあ・・・沼津駅からバスで1時間はかかります。)伊豆縦貫に乗り東名の渋滞をかわしながら帰宅。

伊豆は面白いのですが早朝から行っても帰りの渋滞を避けるのは困難なのが惜しいところです。今回も朝5時に出ましたが、午後14時くらいにはすでに伊豆縦貫と東名で渋滞が始まっており、疲労度マシマシ。

もっと早く、例えば夏の朝4時くらいに出て13時頃には帰路につくほうが少なくとも東名の渋滞は始まっていないと思うのでいいかもしれません。