アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

アフリカツイン FAQ (随時更新)

もっとも安く買えるリッター(に近い)クラスのアドベンチャーバイク
ホンダCRF1000L アフリカツインについて書き残しておくよ。
基本的には経験を基にしているので、間違いがあってもご容赦ください。

*この記事はCRF1000Lを取り扱っています。CRF1100Lのことはわかりません。
記載している価格は2019年3月時点の消費税8%時のものです。

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Q1:どこで買えるの?

A1:ホンダの400cc以上のバイクはホンダドリームというお店で購入できます。もよりのホンダドリーム店を訪ねてみましょう。北陸住みだったりするあなた、ご愁傷様です。2018年12月現在北陸地方などドリーム店がない県があります。「せめて1県に1店はつくれよな!」ってホンダに文句言いたい。

 

Q2:ノーマルとアドベンチャースポーツの違いは?

A2:大きな違いはタンク容量だよ。ノーマルは18リッター、アドベンチャースポーツは24リッター入るよ。そのほかアドベンチャースポーツはシールドが長かったりタンクガードがついていたり、キャリアの形状が異なったり、シート高がちょっと違うしローダウンタイプもあったりするよ。でもハッキリいうとベースが同じなので走りが違う!とかそういうのは多分ないよ。タンク容量と価格差が許容範囲かで検討しましょう。

 

Q3:DCTのマニュアルどっちがいいの

A3:完全に個人の好み&使用環境。DCTはクラッチ操作から完全に解放されるので、その分運転自体に集中でき初心者が山道や林道に突っ込んだ場合は転倒するリスクが軽減されるのは間違いないでしょう。足も疲れないし。なによりエンストというものがない。おかげで転回も楽々。前みてスロットル操作すればいいだけというのは一度経験してしまうと他に代え難い。

一方で、マニュアル車だとできるような動作(必要かどうかはともかくとして)はDCTではできません。たとえば半クラ。渋滞時は微アクセルでちょっとずつ前進するテクを自動的に学ぶことになるでしょう。また走行中にギアをニュートラルにいれることなどもできません。(入れる必要があるかはさておいて。)全部自分でコントロールしたいか、コンピュータ大先生に委任したいか、選ぶのはあなた次第。

 

Q4:旧型の2016/2017年モデルに手を出すべきか?

A4:個人的にはノー。アフリカツインは2016年モデルから毎年少なくないマイナーチェンジを繰り返しており、特に2018年モデルではかなり色々手が入っています。特にグリップヒーターとシガーソケット端子が標準装備になったのは大きく、どちらも必須の装備であり、あるとないとの差はとても大きい。これは旧モデルでも後から追加できるものの、後付けのコストは高い。また、旧モデルでも新車をドリームで買うと意外に高く、これらを追加して2018年以降のモデルと同等にした場合、新車であれば、最新モデルの価格とそう変わらないかもしれない。最新を買うのが一番。

これまた後述しますが、アフリカツインの場合、オフロードで攻めまくり&転倒しまくりの車体も中古市場に流れている可能性あり。中古でいく場合、転倒痕とそれに伴う修理状況のチェックした方がいいと思います。フレームについているステーなどがパッと見なんともないようにみえて、実は曲がっていたりすると交換費用は結構高くつきます。外見よりなかみなんだなあ。

ノーマルかアドベンチャースポーツにするかはお好みで。

 

Q5:現在のモデルで最初からついてくるタイヤは?

A5:ダンロップのD610か、ブリヂストンのBattlax Adventure A41です。私の場合は後者でした。18,000キロ走ってもまだ山が残っているかなり経済性のいいタイヤです。一方のD610はタイヤ屋さんいわく、A41よりもオフロードよりということで、ライフに関してはA41より短いようです。交換するときはお安い価格で売ってくれる専門店でチューブ交換・タイヤ廃棄手数料・工賃込みで前後5万円でおつりがきます。

 

Q6:他のアドベンチャーバイクで勝っているところは?

A6:個人主観ですが、経済性だと思います。車体そのものの価格もありますが、ガソリンがレギュラーでいいのです。これは財布にダイレクトに影響する要素だと思います。また、ホンダドリームでしか買えない代わりに車体そのものの新車保証2年+ドリーム保証1年で計3年保証期間が適用されます。つぎの車検時まで消耗品以外の部分で何かあっても保証が効くのも大きいでしょう。

とはいえ、オイル交換についてはDCTモデルで4.2リットル、フィルタ2個交換する必要があります。ドリームですべて交換すると税込1.2万をこえます。(ホンダG2オイルの場合。G3は1.6万!)距離を走る人はオイル代に関しては辟易すること間違いなし。

 

Q7:中古を買うときの注目すべきポイントは?

A7:消耗品以外は転倒痕。

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両サイドカウルとタンクの間にある隙間に注目しよう。
隙間の広さが目視で違っていたら、例えば左の方がなんか隙間が広いなあ、と思ったら左に転倒している可能性があります。フロントカウルの下からステーが曲がってないかチェックしたほうがいいです。

純正 or GIVIなどのクラッシュガードをつけるとフロントのフレームから伸びているステーに共締めしているため、転倒してガードが地面なり壁なりに当たると、ここも影響を受けてしまうらしい。

ちなみに整備士さんにいえば調整してもらえますが、前側のカウルを全部外して調整→カウル着けて違和感ないか確認→おかしい場合は再度カウルを外して・・・を繰り返すらしく、時間と手間がえらいかかるため頼むと激しく嫌がられます(笑)。点検などのタイミングでお願いするのが吉。

話は脱線したけれども、傷は使っていれば必ずつきます。なので外装の傷云々よりも、転倒が認められた場合は、前のオーナーがどれくらい真面目に元に戻す努力をしたか、一応調べることができれば、そうすることをおすすめします。


Q8:オイル交換の価格は?
A8:DCTモデルの場合、オイル・フィルタ交換:12,246円(税込)
アフリカツイン(DCT)は4.2リットルほど必要になります。
オイルはホンダのULTRA G2を使用。
ワッシャーとドレンプラグ、オイルフィルタ(2個必要!)および工賃の総額です。
オイルフィルターは2回に1回交換なので、交換しない場合は-3,557円。

オイルのグレードをあげてULTRA G3にすると15,581円!(税込)

内訳は、
G2の場合は1,566円 / リッター
G3は 2,322円 / リッター
ワッシャー 1個 64円x2
オイルフィルター 1,631円
エレメント オイルフィルター 831円

工賃はオイル、フィルター2個交換にそれぞれ1,080円ずつかかり計3,240円。

いずれも、いつもお世話になっているドリームで交換した場合の価格で、この価格は利用するドリームによって多少変わる模様。

 

Q9:ミラー壊した。交換価格は?
A9:片側1つ 5,940円。 工賃1,080円。
工賃は私が依頼した際の価格で状況によって変わる可能性あり。

 

Q10:ハイウインドスクリーンに交換したい。価格は?
A10:21,384円。工賃1,080円。
工賃は私が依頼した際の価格で状況によって変わる可能性あり。

 

Q11:アフリカツインを乗る上で気をつけることはなんだ!?
A11:DCTモデル限定だが、停車時は自動的にクラッチ切っている状態になっているので両手がフリーになります。うっかりニュートラル状態になっていると勘違いしやすく、そのままMT車の感覚でスロットルをギュインギュインやって吹かしたりすると、ロケットスタート&最悪前方の車におかまを掘ることになるでしょう。

停車中に吹かすという行為がイマイチよくわからないのですが、そうしたい場合はギアをニュートラルにいれておくことをお忘れなく。あと言うまでもなく、ブレーキはかけておきましょう。

また、DCTモデルにはクラッチレバーの代わりにパーキングブレーキがあります。軽めにかけておく程度だと普通に発進できちゃうので引きずりながら走らないように気をつけましょう。(やりました。)

 

Q12:1年点検時に指摘されたことを教えなさい
A12:約2万キロ走行時に整備士さんに言われたのは、

・エアクリーナーに昆虫の死骸がいっぱい入ってましたよ・・・。
・エアクリーナーは4万キロになったら交換します。(問答無用)
・ブローバイガスがいっぱい溜まってました。(溜まりやすいバイクのようです)
・プラグは4万キロになったら交換します。(問答無用)
・フロントのブレーキパッドはまだまだいける
・リアのブレーキパッドは交換しました。(問答無用)

これくらいですね。
どうりで走ってたら蝶とかがフッと消えることがあったんだよなあ。
ブラックホールみたいなエアクリーナーだぜ。
参考までにどうぞ。

 

Q13:リアのブレーキパッド交換費用は?
A13:純正品の部品代が6,534円。工賃は1年点検の時に込みになっていたので不明。