アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

AirTagを仕込む。

アフリカツインのどこかにAirTagを仕込みました。

f:id:ryuox:20210518183031j:plain

AirTagとは何か、についてはAppleのウェブサイトを見てもらうとして、この製品は持ち物の場所をユーザーに示すツールなので「盗難防止」のためのツールではありません。例えばAirTagを仕込んでおいた物が誰かに持ち去られた(移動される)場合にアラートが鳴ったりするような機能はありません。アラーム音を鳴らす機能自体はありますが、これは例えば部屋の中でなくしたものを探す時に使うことを想定していると思うので、音量は弱く、あまり意味はありません。あくまでも「仕込んだ物がどこにあるか」を教えてくれるだけです。

ただAirTagのすごいところは世界中のiPhoneiPadのネットワークを使ってAirTagの場所を示してくれるため、自分のiPhoneの電波が届く範囲だとか、そういうごく一部限られた場所だけ有効ではない点が他社には真似できない無二の点です。

私はバイクが盗まれると、どこに運ばれるのだろうか、もしそれをリアルタイムで追える機会があれば、盗まれたバイクを回収できる確率が上がるのではないか&警察に通報して犯人を捕まえることができるのではないか。と以前から考えていました。

盗まれる前に阻止できれば完璧なのですが、私は一軒家住みではないので、住居から駐輪場までの距離は離れており、常時監視できる環境ではないため、チェーンロックやカバーといった一般的にできることを一通りやっておくこと以上の対応ができません。なので次善の策として盗まれた後の追跡をするためのツールに関しては前々から興味がありました。

GPSを使った製品はいくつかあったと思いますが、携帯電話回線の契約が必要だったり、定期的にバッテリー充電しないといけなかったりと、コストや手間が割に合わないなーということで導入はしていませんでした。

常にバイクの前にいる訳にいるわけではないので「盗まれること」を回避することはできませんが、盗まれた後に取り返すチャンスはつくれるかも?と考えて導入してみた次第です。

日本はiPhone王国ですから、犯人がiPhoneを使っているかもしれませんし、犯人がバイクを保管している場所の近くをiPhoneユーザーが通りかかることもあるでしょう。もっとも、電波の届かない山奥に持って行かれたら終わりですが。

という訳で、もしもの時の「保険」としてAirTagを導入してみました。念押しすると本製品は、ロックやアラームなど「抑止」の道具ではないので、購入を考えている方はそこは勘違いしないようにしましょう。

AirTag自体は3,800円と導入しやすく、Apple製品にしては珍しく自分で電池交換が可能でコンビニでも売っているボタン電池でOK,約1年持つということで、身の回りのバッグなどよりもバイクとか自転車に仕込む用途の方が何となく向いていると思います。

機能を試す機会が来ないことを願っています。