東北雑に一周ツーリング(1日目)
ツーリング帰還から1週間以上が経過し、そろそろ書き始めないと忘れそうなので、くっそ面倒くさい(素直)けどはじめるゾ〜。
今回の動機は前回書いた通り、日本海側の海辺をずーっと走りたかったのです。そりゃもう延々と。昨年1泊で鳥海山へ行った際にも言及していますが、東北は1泊じゃもったいないというか足りないんですよね。
Go Toトラベルが開始され、自粛とかいう見えない呪縛で人を縛って(というか自縛とも言えますが)交通量の少ない今年のお盆休みは、逆に基本一人のライダーにとってはチャンスだなと思った次第です。
記事の題名で「雑に一周」と銘打っているのは、岩手、宮城、福島は最終日に高速道路で通過しただけだからです。という訳で、まずはは日本海側に出なくてはいけない。1日目は昨年秋の訪問と同じく、鳥海山を堪能したのち海沿いを北上して秋田で1泊というのがスケジュールです。
関越道→日本海東北自動車道で新潟県村上市に入るまでは割愛。ていうか地味に新潟市街までが長くて、関越トンネル抜けてから後半戦みたいなのマジ降参。
なお、今回は3泊4日の日程なのでフルパニア装備。3日分の着替え+世間的にはまだお盆休み前なので何があるかわからん、ということでMacBook ProとiPadまで持って行ったので明らかにいつもよりバイクが重い。すぐに慣れましたが、走り始めは違和感ありまくりでした。
国道345号です。いよいよ日本海沿岸ツーリングのスタート。
海水浴シーズンのせいか、それなりに交通量もあり笹川流れあたりまでは前後のクルマをさけるために路肩停車でやりすごしたりしていました。
雲一つない、とまではいきませんでしたが良い天気!
しかしながら時刻は9時をまわり、だんだん暑さが効いてきました。私はヘルメットのスクリーンは通常のクリアタイプのものしか使っていないため、ジリジリと日焼けしてくるのが文字通り肌感覚でわかります。スモークタイプのスクリーンは便利なのはわかるのですが、どうも苦手なのです。
海沿いに出ると、割とすぐに道の駅笹川流れについてしまいます。
粟島が見えます。
笹川流れらしい奇岩などは実はここからさらに先の道だったりします。
道の駅からは粟島がもっともよく近く見えるだけだったり。
トイレ休憩。
どうでもいいけど、ここのトイレ狭いよね。
フルパニア状態だとフツーにクルマ用の駐車枠にとめています。(高速のPA/SAはのぞきますが・・。)隣にぶつかったら怖いし。わしのバイクはサイドケースが傷つくだけですが、隣の人はそうはいかないですからね。
今回の連泊ツーリングでわかったのですが、こういう奇岩ゾーンは新潟だけじゃなくて、秋田にも青森にもありました。荒天の場合は波しぶきもかかりそうなくらいの海っぺり道を走るとテンションは激あがりです。
国道345号を山形県鶴岡市に向けて北上中。
そう、まだ『東北』地方には至っていない。まだ旅は始まってもいないのだ!!暑さでもう体力半分くらい削られているけど!!!!
途中、猫の額程度の砂浜でみんなテントはってバーベキューしたり海水浴している人が多数。テントはれるような場所や海水浴場の周辺は路駐しているクルマでギッシリ。
前日くらいまで台風の余波があったせいか、砂浜も流木とかゴミとかですっげえ汚かったけど、皆さん三密とかクソ食らえの勢いで密って遊んでいましたね。
山形県に入りました。
いよいよ本ツーリングの「実質的な」スタートです。
なおここまで、すでに7時間ほど走っております。
多分暑さで目が死んでいたと思います。
睡眠はしっかりとってきたので眠気はたいしてなかったかな。
道の駅あつみ に到着。
道中なかばすぎるので大休止はせず、ささっと休んで出発。
山形県民も浜辺でエンジョイしていました。
ちなみに私は昼食もとっておりません。リア充どもめ!!
県道50&国道112号の素敵な海辺の道(これは以前の記事を参照してください。)を走り、最上川を渡って酒田市街に入ります。ここも海水浴シーズン&加茂水族館にいく人で混んでいましたが、許容範囲です。
国道7号を北上して道の駅鳥海に到着。
道の駅は相変わらず混んでいたので対面のコンビニで休憩。
ここで昼食とする!
コンビニ飯とはさえないなあ・・・。
鳥海ブルーラインに入りました。
今回は雲が出ているものの、晴れてよかった。
秋田県にかほ市に入りました。
お昼をまだ少しまわった程度の時間なので、鳥海ブルーラインは空いていました。鉾立展望台は観光バスも入ってきてにぎやかでした。
鉾立展望台着。
クッキリとはいかないまでも、肉眼で見ると満足できる景色でした。
鳥海山登山需要で駐車場はかなり埋まっていました。
玉こんにゃく休憩。
さて、ここから山をおりて象潟を目指します。
山をおりつつ、庄内平野をみおろす景色を堪能
あ〜疲れが癒やされる。
遠くに仁賀保高原の風車が見えます。
いずれあの辺にも足を運んでみたいですね。
真夏の鳥海山もいいですね。
去年みたいに紅葉シーズンにこれるかなあ。
今回の連泊ツーリングではフルパニアのありがたさが身にしみました。
積載力は正義。これにシートバッグを足せば1週間以上の旅にも耐えられますね。
山をおりました。さらば鳥海山。
田んぼも東北らしい景色として今回印象深かったです。
鳥海グリーンラインを少し走ったあと適当に左折すれば国道7号に出るでしょ、とやってみたところ道に迷ってしまい、にかほ市内をグルグルして時間をくったものの、その後7号を北上して秋田に到着。今思えば、仁賀保高原、由利高原は走っておいてもよかったかな〜と多少後悔。今回の趣旨とは外れるけど山道もいいよね。
秋田県内の海岸沿いは、まあ普通ですね。というか由利本荘〜秋田の幹線道路は交通量多いわ、午後の日差しが厳しすぎるわで色々辛い。
本日の走行距離は621キロ。
そして秋田市街は新型コロナの影響なのか、お盆休みのためか、はたまた合わせ技かわかりませんがゴーストタウンのよう。
ホテル併設のレストランはお盆休み。
居酒屋の類も休み。
弁当屋も休み。
コンビニの弁当、おにぎり・サンドウィッチ類は完売。
ファストフード店は徒歩圏にない。
ツーリング初日の夕飯はアレすぎて絶望した。