ハンドルカバー装着の巻
2018モデル以降のアフリカツインにはもれなくグリップヒーターが装備されております。このアイテム、あるとないとじゃ快適性に天と地ほどの差があるし、グリップヒーターのないバイクを冬に乗ると手が死ぬので日本のバイクには標準装備するべきなんだよなあ・・・。夏場も標高の高いところ行ったり、雨で濡れたグローブ乾かすために使うので、通年で使います。私は。
さて、そんなグリップヒーターさんも肝心要の冬場は寒すぎて、3~40キロでストップ&ゴーを繰り返す市街地ならともかく、気温の低い地方や、ある程度速度を出す高速道路などを走ると熱が逃げちゃって全く意味のない棒に成り下がる。
加えて私の場合、冬グローブの厚みが超嫌いであり、真冬でも薄手のグローブを愛用しているためなおさら。寒さがしみるのであります。
前置きが長くなりましたが、今年はハンドルカバーを導入しました。
ラフ&ロードのRR5927というモデルで、私は地元にラフ&ロードの店舗がありますので、そちらで購入。大体6,000円くらいだったはず。amazonなどでも購入できます。ハンドルカバーの割にいいお値段なのは、ハンドガードを装着した車種にも対応できる大きなモノであるためではないかと思います。
写真のような感じでアフリカツイン(DCT)にも普通につきます。こういうカバーはクラッチ操作の邪魔になりそうなのでどんなに寒くても今までつけてこなかったのですが、DCTはクラッチ操作をコンピュータ大先生に任せるという機構なので左手が解放された、ということでまあいいかと。
効果は確実にあります。高速走行中でもグリップーヒーターの温度調整をちゃんとやらないとヤケドしそうな勢いで温まります。グローブも薄手でまったく問題なし。ただ薄手だと外気にさらされる手首周辺がちと寒い。が、普通にがまんできるレベルでしょう。今までに比べたら天国だもの。
アフリカツイン(DCT)との相性ですが、ハンドル回りにボタンがやたら多いバイクなので、各ボタンへのアクセスは悪くなります。知らないうちにマニュアルモードになっていたりもするので、誤って押したりしていることもやはりあります。ハンドガードのおかげでブレーキにカバーがひっかかるとか、操作しにくいとかそういうことはないので致命的なものはなし。しばらく使ってみることにします。
amazonのレビューなどをみると、BMWからV-Stormにセローにビッグスクーターまで、あらゆるバイクにつけられるようなので冬もツーリングは欠かさないという方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。