アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

試される千葉大陸ツーリング

関東ライダーの出撃先といえば千葉か伊豆か箱根か奥多摩が定番。

なかでも房総半島は内房と外房で異なる風景が楽しめ、内陸部に至ってはオメー本当に都心から1時間の土地なのか!?と行く度に驚きを感じさせてくれる田舎風景が楽しめるという恐ろしい地なのです。個人的には香取〜銚子方面は遠いし(高速代高いし)川を渡れば茨城県なのであまり縁がないのですが、安房鴨川から東京湾側はアクアラインですぐ来れるので我がメインフィールドです。なにより冬でも安心してツーリングできるのは千葉と伊豆の沿岸部だけ。

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大体の人は館山・安房鴨川方面に行くときは富津・館山道を使うか国道127号で海沿いをエッサホイサと走るかと思います。まあ高速で行ったほうがたしかに楽なんだろうけど、片面1車線のクソみたいな道路(暴言)に高いお金払ったり、交通量の多い127号を走らなくてもいいんじゃない?って思うわけです。

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そんな訳で最近のおすすめは内陸から攻めるコースです。

具体的には圏央木更津東ICから国道410号を久留里まで行き、久留里から県道32号に入り小湊鐵道沿いに養老渓谷、清澄養老ラインを南下して国道128号(外房黒潮ライン)に合流、勝浦〜鴨川〜南房総市で思うまま海岸線を堪能して安房グリーンライン(広域農道)で道の駅三芳村、県道88号を北上して県道34号(長狭街道)に合流したら左折して道の駅保田小学校、ここでようやく127号に合流して木更津方面に帰る内容。

このルートのいいところは、127号を除く全線交通量が少なく快走路であること、山道も海沿いの道も両方堪能できるよくばりコースであること、途中道の駅が多数あり休憩場所、食事場所に困らないこと。

帰りは飽きたら127号に出たらいつでも館山道に乗って都心に直行&直帰できるのもポイントかもしれない。

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房総半島には高い山はないのですが、なかなか草木が深いところが多くそういうところのワインディング路は結構面白いのです。腐っても(失礼)千葉なのでコンビニ・自販機・ガソリンスタンドなんでもあります。夏場ヘタりこむ前に休憩もしやすい訳です。

ひるがえって海側ですが上記に加えて食堂・朝市・道の駅などがそろっており観光地も多数あるため非常に利便性というか、エンタメ性の高いツーリングが楽しめるのが特徴です。ソロよりマスツーリングのほうが楽しめるかもね。往復の距離も短いし。ただし海側の道は白馬の騎士巡回コースなので気をつけましょう。

付け加えると半島は銚子・九十九里方面から館山までぐるっとまわると結構な距離になり、しかも楽しいかというとズバリそれほどでもないので、個人的には無理して半島一周とかやらず安房小湊とかそのあたりで海に出たほうが楽しめると思います。

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素掘りトンネルとか

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ウツボ丼とか

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赤山地下壕とか

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二階建て海鮮丼とか

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ビンゴバーガーが待っているぞ。

毎回行く度に「飽きたなあ」という感はあるものの、いざ現地に行くと新しい発見が必ずあり、千葉大陸の奥深さを思い知らされずにはいられない次第です。