アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

国道152号ツーリング

もう1か月以上前の話ですが・・・。

静岡県から長野県までズブっと貫く国道152号を浜松市から茅野市まで走ってきました。ちなみに関東民大好きビーナスラインに行く時もお世話になる道だよ。

ちなみに私はそんなに好きじゃないですね・・ビーナスは。風光明媚なとこなんてほんの一部ですし。

などdisったところで、今回は新東名・島田金谷ICから大井川を北上して途中折れて国道という名の舗装林道を得て浜松市天竜区に入りました。

f:id:ryuox:20180728010719j:plain

この国道362号ですが、私が走った中でも指折りの野獣エンカウント率が高い道です。シカ、カモシカ、サルは見ました。カーブ抜けたら道の真ん中にカモシカが・・なんてシーンは早朝に走ると普通にあるので気をつけましょう。

f:id:ryuox:20180728010951j:plain

まあご覧のとおり対向車もほとんどいない寂しい道なので、動物くらい出てきても仕方がない。

f:id:ryuox:20180728011129j:plain

はい到着。
ここから南信の道が堪能できるゾ〜。

f:id:ryuox:20180728011215j:plain

はい通行止め。
いきなり152号は崖崩れで復旧作業中。(2018年6月)

天竜川対岸の県道が迂回路なのですが、対面通行不可の狭い道なので行き違いに30分待ちです。これは辛い。タイミングわるく本当に30分待たされました。

f:id:ryuox:20180728011436j:plain

152号に再び合流して水窪までJR飯田線沿いに進みます。

f:id:ryuox:20180728011525j:plain

薄いダイヤだなあ。

f:id:ryuox:20180728011648j:plain

で、こんな道をしばらく走ります。
国道152号は実は2個所不通になっています。1つ目は青崩峠、2つ目は地蔵峠でどちらもそれぞれ兵越林道、蛇洞林道で迂回することで不通区間をこえることができます。どちらも舗装林道なので、酷道といえばそうだなあと思うし、険道といわれればだよねえと納得できるくらいの道で、特にあぶないところはありません。

f:id:ryuox:20180728012147j:plain

ここは兵越林道ですが、1個上の写真と比べても大差ないよね。

f:id:ryuox:20180728012401j:plain

やがて遠山郷までおりてきます。道の駅は信州ライダーの折り返し地点になっているようでバイク量おおし。温泉&地元名物の遠山ジンギスが食べられる食堂完備です。

f:id:ryuox:20180728012555j:plain

道の駅遠山郷から少し進んで山道をガンガングングンズイズイ登ると、日本のチロル(激寒)こと下栗の里にも行けます。後述のしらびそ高原に行きたい人は、再度152号までおりずに、ここからショートカットも可能。

f:id:ryuox:20180728012831j:plain

蛇洞林道というか山道をそのまま登るとしらびそ高原です。途中分岐している道があるので152号に合流する場合はまっすぐいきます。トラップみたいになっております。「大鹿村方面」という看板に従いましょう。

f:id:ryuox:20180728013129j:plain

大鹿村に入ってきました。もう1回いいますがこれ国道です。

f:id:ryuox:20180728013206j:plain

こんな感じで一休みできるポイントもあります。
交通量は限りなくないのですが、たまにバイクが通ります。みんな好き者だな。

f:id:ryuox:20180728013322j:plain

大鹿村を通過すると「ゼロ磁場」で有名らしい分杭峠です。ここを越えれば伊那市でようやくゴールが見えてきたぞ。ちなみにゼロ磁場とやらの見学はバスオンリーだそうです。(クルマやバイクは駐車場にとめてバス)私はもちろん通過です。

f:id:ryuox:20180728013538j:plain

こんな感じの開けた道をしばらく走ると道の駅南アルプスむら長谷に至ります。さらに走ると高遠城址公園がみえてくるので、あとは杖突峠をこえれば茅野市でございます。

f:id:ryuox:20180728013822j:plain

途中には某ゆるキャンでもとりあげられた展望台が。写真には写ってませんが諏訪湖も一望できます。目の前の景色はというと・・・奥の山がみんな大好きビーナスライン付近だよ。

という訳で茅野から甲州街道で韮崎まで走り、韮崎ICから帰宅。
途中、道の駅蔦木宿は温泉あり、割と遅くまでやっている食堂完備なので帰宅前最後の大休止には最適です。国道152号、交通量も少なくてほどよく休憩ポイントもあり、南信ならではの景色が堪能できますが、まあ16〜17時間は余裕で乗ることになるので体力が余ってないとちょっとつらい。大井川からアプローチするのはどう考えても体力の浪費なので、新東名浜松いなさから無料区間を通って鳳来峡→国道151号(別所街道)経由で行くのがいいと思います。こちらの方が奥三河地域の山道も走れてオススメ。