アフリカGSおじさんのブログ

CRF1000LとR1250GSAに体力吸われているおじさんのブログです。

奥只見ツーリング(その2)

さて、魚沼市小出市街に出てから駅前のシャッター商店街を通り過ぎて国道252号にはいります。この道はJR只見線に沿って会津若松市に続いております。六十里越なる大変険しい道(過去形)が間に挟まっておりますが、21世紀の今日はバイク乗りにとってはおいしいワインディングロードでしかありません。

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しかも只見線の路線に点在している集落の生活道路としてしっかり整備されているので道路コンディションも最高、そして景色も最高とくれば言うことなし。修行道みたいな国道352号に比べると同じような山深いところを走っているのに素晴らしい開放感。これは福島・新潟県民は毎週来たくなる道でしょう・・・。毎日片手で足りる本数しか走ってないとはいえ、さすが鉄道が並行している道路だけのことはあります。

ただ、スノーシェッド内が割と暗い上に急カーブが多いため、スピードを出しすぎないように注意した方が良いでしょう。

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やがて田子倉湖が見えてくると、只見の市街地まであと少し。

お食事どころとしては大白川駅にあるそば屋(有名らしいです)もしくは只見駅周辺、そのお隣の金山町あたりで済ますと良いでしょう。只見駅内にある観光案内所で食事できるお店は教えてもらえます。

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ここは只見線の旧田子倉駅です。なんでこんなとこに駅が・・・と首をかしげざるをえない。周辺には山以外なにもありません。線路とホームは写真の建物からおりたスノーシェッド内にありました。数年前に廃止されもちろん入口は強固に施錠されており入ることはできません。冬は超豪雪地帯らしく、YouTubeで探すとちょうど田子倉駅周辺を除雪している取材動画がでてきますが、駅舎ほとんど雪で埋まってましたよ・・。

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只見駅近くの美好食堂でソースカツ丼。ここのソースカツ丼会津若松市内で食べるのとまた少し異なり、ごはんとキャベツの間に卵が乗せてあって大変おいしい!地域内では結構有名なお店らしいです。14時には中休みに入ってしまうのでご注意。

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田子倉湖にはこんな撮影ポイントもあります。

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そういえば只見線は只見〜会津川口間が数年前の豪雨災害で橋梁がながされたりして不通になっているのでした。福島県が予算つけてちょうど今の時期から復旧工事がはじまるらしいですが鉄橋なんかを見ると・・・うーん。

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金山町まで出てくると、道の駅奥会津かねやまもあり、休憩できる場所は多数あります。道の駅の裏側もこんな感じで、会津坂本駅付近まで終始絶景が楽しめるでしょう。ちなみに会津若松、喜多方方面に行かずに南会津町から甲子道路経由などで白河ICから関東に戻る場合は只見駅前の交差点から国道289号に入ることで1個前のポストで紹介した国道352号に戻ってくることができます。(岩舘地区)

私は喜多方で一泊して翌日会津若松ICからどこにも寄らずに帰ったのでした。

国道252号おすすめです。
ただし快晴の天気の時に限ります。
この道は景色がちゃんと見れないと走る意味がない。

今年のETC二輪割引は5000円で会津若松もしくは磐梯吾妻スカイライン最寄りの吾妻IC、福島飯坂ICまで範囲に入っているので2泊くらいで福島県を走り回るのも面白いのではないでしょうか。

秋頃にぜひ再訪したいと思います。